社団法人化学工学会 エレクトロニクス部会

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目的

6-2 設立趣意書

部会名:エレクトロニクス部会
平成13年度代表者:守谷 恒夫
会員数:個人会員:46名、団体会員14社29名、学生会員0名(平成13年(2001年)度)
設立趣意:
21世紀の産業は、従来化学工学が得意とした生産型産業から、エレクトロニクス・バイオ分野へと移行している。これに対応してバイオ部会は既に去年の4月に設立しているが、エレクトロニクス分野は出遅れている。化学工学会が21世紀の産業のメイントレンドに重大な寄与をするベく、エレクトロニクス部会を設立する。現在エレクトロニクス関係の活動は、旧産業部門の実装プロセス工学部会のみである。また、化学工学科の卒業生でエレクトロニクス関連企業に就職する学生が20%を超える大学がある。その他の大学でも同様にその割合は高いものと考えられる。そのため、エレクトロニクス部会を設立し、その研究・学会活動の受け皿とする。
本部会はエレクトロニクス分野の化学企業からの強い要請のもとに設立するものである。エレクトロニクス材料の生産工程では、化学工学的な解明を必要としている。またエレクトロニクス実装では、携帯型電子機器の普及にともない関連産業が急速に発展している。しかしながら、工学基礎領域が充分ではなく、学への期待が強い。
 以上の背景を契機に、化学工学会にエレクトロニクス部会を設立し、知識・情報の普及を計り、化学産業やエレクトロニクス産業と大学・研究機関との連携を強める。21世紀に向けての化学工学会の発展、エレクトロニクス分野の学術と産業との発展を目的とし、エレクトロニクス部会をここに設立するものである。
現在の実装プロセス工学部会はエレクトロニクス部会と名称を変更して更に活動を広げる。将来においてはエレクトロニクス分野の有機材料や無機材料の高純度化、CVD、高エネルギー加工、薄膜コーテイング、ナノテクノロジー、均一分散技術、混合・混練、成形加工など実装プロセス以外の分野での化学工学要素を含む活動も予定している。

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