毎日、電子機器を使って膨大な情報を受け取り、様々な情報を発信しています。これを支えるエレクトロニクスの役割は、例えば、半導体を始めとする電子部品を作り、それらを繋いて電子機器に組み上げることや、電力を効率的に作り、貯蔵して運ぶことなどです。これらの役割を果たす際には膨大な種類の材料を選び、作り、使いこなすこと、そして、気候変動を抑えることが必要です。したがって、材料とプロセスを扱う化学工学が必要です。 エレクトロニクス部会では幅広い産業分野の技術者と大学・研究機関の研究者が連携し、化学工学の視点から将来・未来の課題を見抜き、解決することに取り組んでいます。エレクトロニクスの全体像を俯瞰し、市場と生産現場のニーズから遡って課題を発見して、エレクトロニクスを変革することにより諸課題を解決して行きましょう。皆さんの参加をお待ちしています。
部会長 羽深 等(横浜国立大学 名誉教授)